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2人で進行する動画の台本の書き方

交互に段落を読み上げる2人は、会話ではありません。会話を書くには構造が要ります — そして音声チャンネルが2つ。

2人進行の台本はたいてい、礼儀正しさのせいで失敗します。1人が段落をまるごと受け持って話し切り、発言権を渡す。もう1人はその間うなずいていて、今度は同じことをする。これは会話ではなく、交代で行う2つの独白です。視聴者は数秒で聞き分けます。本物の会話は礼儀正しくないからです。本物の発言は短く、1文か2文。人は相手の言いかけを引き取り、質問に質問で返し、相手の話の途中で反応します。だからやり取りは、やり取りとして書いてください。2人に別々の仕事を与えます。1人は論を運び、もう1人は視聴者を運ぶ — 視聴者が聞きたい質問をし、視聴者が疑う場所で疑うのです。発言の大半は20語以内に。リアクションは自然に起きると当てにせず、専用の行を与えてください。そして撮影の前に一度、2人で声に出して読むこと。どちらかがつまずく行は紙のために書かれた行で、どれがそうかは耳で分かります。

これを支える書式は古く、素朴で、改良の余地がありません。各行を話し手の名前とコロンで始めるだけです。Maya: の行はマヤのせりふ。Sam: の行はサムのせりふ。どんなコピー&ペーストにも耐え、特別なソフトも要らず、そして一目で効く唯一の性質があります。左端を見下ろせば、交代の場所がそのまま見えるのです。その左端はバランスの検査でもあります。1つの名前が列を独占していたら、書けたのは証人付きの講義です — それは映像の中でより、下書きの中で見つけるほうが安くつきます。2つの声を1つの段落に畳み込まず、発言ごとに行を分けてください。書式が段取りを肩代わりしてくれます。

プロンプターの上では、同じタグが動作になります。Talk2Camera は名前とコロンの付いた行を対話台本として読みます。話者ごとにせりふが色分けされ、交代はそのつど告知されるので、自分の番を知るために行を数えて先読みする必要がなくなります。音声フォローは最初から最後まで正確なままです。名前のタグは音声認識に渡されないので、台本は実際に発せられた言葉を追います。2人のどちらが話していてもです。内蔵のAIライターで下書きするなら、トグルひとつで最初からこの形式で書かせられます。実際の効果は聞こえ以上に大きいものです。2人とも合図を探して台本を見張るのをやめ、互いの話を聞き始めます。会話の音は、その聞くことから生まれるのです。

2人の声は別々に録ってください。さもなければ編集で後悔します。1本のトラックに2人が乗ると、あとからバランスは取れません。片方を上げればもう片方も、部屋の音ごと一緒に上がります。デュアルワイヤレスキットはこれを収録の時点で解決します。RØDE Wireless GO II、またはスプリットモードにした DJI Mic は、2つの送信機をミックスせず、ステレオペアの左右に振り分けます。レシーバーを電話につなぎ、Talk2Camera で入力として選べば、設定はそれで全部です。出演者それぞれが自分のチャンネルに録音されます。任意のステレオインターフェースでも同じように動きます。内蔵マイクがあえてモノラルのままなのも同じ理由です。電話のマイク1本で2人を正直に分けることはできず、分けたふりは、分けないより悪いからです。

見返りは編集で受け取ります。2人で撮ったテイクは1人につき1レーンに分かれ、それぞれにレベルラインが付きます。声の小さいほうを上げ、大きいほうを下げても、互いを引きずりません。バランスはレシーバーで失うものではなく、編集で決めるものになります。その日キットがたまたま聞いたミックスに縛られないのです。対話につきものの事故 — 2人そろってオチの上で笑ってしまう — も許してくれます。1トラックならその瞬間は永遠に固定ですが、2トラックなら、どちらの笑いを残すか選べます。会話は台本にする価値があります。そして2人の人間として録音する価値もあります。それが実際、2人の会話だったのですから。

この記事で触れた機能

2人の出演者のための対話台本

行の頭に名前とコロンを付けるだけで、プロンプターが話者ごとに色分けし、交代を名前で知らせ、音声フォローは正確なまま — タグが認識エンジンに渡ることはありません。AIライターはトグルひとつでこの形式の台本を書きます。

2人の出演者での撮影

デュアルワイヤレスキット — スプリットモードの RØDE Wireless GO II や DJI Mic、任意のステレオインターフェース — をつなぐだけで、出演者それぞれが自分のチャンネルに録音されます。設定はインターフェースを選ぶことだけ。内蔵マイクはあえてモノラルのままです。

出演者ごとのレベル調整

2人で撮ったテイクは1人につき1レーンに分かれ、それぞれにレベルラインが付きます。相手に触れずに片方だけ下げられます — バランスは編集で決めるもので、レシーバーで失うものではありません。