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video editing

テキストを編集して動画を編集する

だめな文は、言った瞬間にあなたが知っています。波形は何も知りません。テイクが文のページになれば、探す時間は読む時間と同じになります。

テイクが崩れた瞬間を、あなたは正確に知っています。その場にいるからです。文が逆さまに出てくる。数字を言い間違える。説明が横道にそれて、引き戻さなければならなくなる。あなたはそれに気づき、そのまま話し続け、あとで切ればいいと自分に言い聞かせます。問題はその「あとで」から始まります。編集画面を開くと、間違えた瞬間に知っていたことはすべて消えていて、代わりにあるのは波形です。音量を描いた灰色の毛虫のような帯で、最高の文のあいだも最悪の文のあいだも、まったく同じ姿をしています。波形が示すのは音であって、意味ではありません。しかも顔を映して話すだけの映像は、目が頼りにできるものをほかに何も与えてくれません。同じ顔、同じ構図、同じ照明が四十分続くだけです。だからスクラブすることになります。少し再生し、耳を澄まし、目当ての場所を通り過ぎ、戻り、また聴く。ページの上にあれば目で二秒で見つかるものを、耳で狩っているのです。そして今朝、書いたときには、それは確かにページの上にありました。

話す顔を撮った動画の編集でいちばん遅いのが「何を切るか決めること」ではないのは、このためです。決定の大半は、editorの前に座る前に済んでいます。あの文、あの脱線、価格についての一文の二回目の言い直し。遅いのは、決めたことをもう一度見つけ出す作業のほうです。原因は、素材と道具の食い違いにあります。録画したものは言葉なのに、タイムラインが測るのは時間です。あなたは文で考えるのに、道具は秒を差し出してきます。だからすべてのカットは検索から始まり、配置が続き — 二つのマーカーを慎重に置き、二度直し — 最後に確認で終わります。つなぎ目をまたいで再生し、語尾が欠けていないかを確かめるのです。どの手順も難しくはありません。ただ、ふつうのテイクにはそれが十五回分あり、探す時間が決める時間を押しつぶします。六分の録画が一時間の編集になり、その一時間の正直な記録をつけたら、ほとんどの行は同じ文になるでしょう。「もう知っている場所を探している」。

では、同じテイクをテキストとして目の前に置いてみます。Talk2Camera のエディタでは、文字起こしタブがテイクを文の一覧として表示します。順番どおりに並んだ、タップできる文です。背後にタイムコードが隠れた一枚のページだと思えばいい。テイクをスクラブする代わりに、読むのです。横道にそれた説明は、それていく様子が見える三行です。価格の一文の失敗した一回目は、成功した二回目のすぐ上に並んでいて、二つの下書きを見比べるように見比べられます。実際、それは二つの下書きなのですから。そこにあるべきでない文をタップして、カットする。すると、その区間の映像が編集から抜けます。操作はそれだけです。悪い文を見つける時間は、それを読む時間と同じ — つまりゼロ — になり、一時間の捜索は、本当は最初からそうだった十分間の決定に畳み込まれます。求められる技能は、技術的な意味での編集ではありません。校正です。ただ一つ違うのは、線を引いて消した文が、自分の担当する映像を道連れにすることです。

この速さで作業しても安全なのは、何ひとつ取り返しがつかなくならないからです。カットした文は消えません。文字起こしの中に取り消し線つきで残り、気が変わればタップ一つで戻ります。あなたが行うすべてのカットは、アプリが自動で取り除く間(ま)と同じ、見直しのできる一覧に並びます。編集が落とそうとしているものすべてが一か所に見え、どの項目も単独で元に戻せて、沈黙と文が隣り合っています。そしてその下には保証があります。録画ファイルそのものは決して変更されない、という保証です。編集はテイクについての決定の集まりであって、テイクに加える手術ではありません。火曜日に間違えて木曜日に考え直しても、費用はゼロです。この保証は、聞こえるより大きく行動を変えます。弱い文が動画に残るのは、見つけられないからではほとんどありません。切ることが取り返しのつかないことに感じられるから、保険としてぜい肉を残すのです。すべてのカットを見直せて、取り消せるようにすれば、保険は要らなくなります。切るべきものが、切られるようになります。

その文は、どこから来るのでしょうか。iPhone と iPad では、文字起こしは端末の上で動きます。テイクは電話の中でテキストになり、言葉は電話を離れません。Android では、文はもっと直接的な場所から来ます。テイクが読み上げられた台本そのものです。プロンプターが、あなたが話すあいだに文ごとのタイミングを付けていきます。これはプロンプターで録画したテイクで機能しますが、台本のある語りの動画は、実際のところ、もともとそこから生まれるものです。そして気持ちのよい対称性があります。朝に書いたページが、夜に編集するページになるのです。同じ文が同じ順番で並び、ただし今は、それぞれの文が自分の担当する映像の区間を連れています。スクラブで編集するには、自分の失敗を聞き分ける耳と、灰色の音の毛虫を読む勘を育てなければなりません。テキストで編集するのに要るのは、学校のころから持っている技能だけです。自分の言ったことを読み、言うべきでなかった部分に線を引く。すると動画が、静かに、ページのあとを付いていきます。

この記事で触れた機能

言葉を編集して動画を編集

テイクがタップできる文になります。文をタップして削除すると、その区間の映像が編集から外れます。取り消し線の行はタップで戻り、すべてのカットは確認・取り消しが可能 — 録画そのものには一切手を加えません。

選択範囲のカット

波形の上をなぞってカット。タイムラインは詰まり、字幕のタイミングも合わせ直されます。カットは後からでもオフに戻せます。

無音部分の削除

長い沈黙を見つけ出し、カット候補として1つずつ提案します。取り消しも可能。あなたが同意しない限り、何も削除されません。